たったこれだけ!元大手予備校講師が教える読書感想文の書き方のコツ ー文章力を上げるコツー
【標語で覚える 文章力を上げるコツ】
上手い文 そこは表現 宝の山
表現力をインストールする!
どうしたら、文章力が上がるのでしょうか・・・?
どうしたら文章上手になるんだろう?
これは永遠のテーマ的によく聞かれます。
思い出してみましょう。
スポーツになぞらえてみるとわかりやすいかと思います。
最初はズブの素人ですから、まったくできませんね?
コーチや先輩のプレーをお手本でみたり、こういうふうにやるっていうのを見せてもらって練習しますね?
すると、しばらくすると、最初のズブの素人状態から少し抜け出して
上手になってませんか?
それは、お手本みたり、練習したりで、自分に今までなかった回路が作られたから、というふうにも考えられるのではないでしょうか?
文章力も同じです。
文章力たしかに、日記をつけたり、小説や新聞をたくさん読むことで、あがっていきます。
しかし、それすら、苦しいという場合、無理しても苦しむわりに向上しません。
なぜなら、書けないという場合、読む→理解し味わう、これができない場合がほとんどです。
ですから、活字を目で追うのがいっぱいいっぱいで、
味わうどころじゃないんです。
それは、たとえていうなら、登山初心者がエベレストにいかされたようなもの。
じゃあ、どうしたらいいのか?
自分の脳に、文章力回路をインストールするのです!
楽しくやってたら、気づいたら文章力(表現力)が伸びた!とするためには
上手な人の作文や読書感想文をたくさん読みましょう。
たとえば、内閣総理大臣賞受賞作品、などたくさんのコンクール受賞作品がインターネットにも
新聞にもでています。
中には、それらをまとめて本になってるものもあります。
一番下に入賞者作品を読めるページにリンク入れてありますので、ぜひ読んでみましょう!
※まちがってもコピペしようとか思わないでください!
なぜなら、コピペしても何にも自分の身につかないからです。
せいぜい右クリック左クリック分カロリー消費するだけでしょう。
体力の無駄遣いになるのでやめましょう。
有名コンクール受賞作品を、10作品20作品ガーっとよんでみましょう。
できれば、気に入った20作品くらいを毎日繰り返して読んでみましょう。
コンクール受賞作品は文章力の回路がたくさんつまっている作品ばかりです。
文章を書くためには、表現する回路が頭になければ難しいからです。
その回路はどうしたら手に入るか?
インストールするのです。
良質の作品をたくさん繰り返し読むことで、そこにある、言い回し、ボキャブラリー、表現の仕方が
自分の脳にインプットされます。
単にまねるというのとは違います。
20作品が厳しいという人は、10作品でも良いので、同じ作品を繰り返し、毎日読んでみてください。
暗記するほど繰り返し読んで、しばらくたったとき、不思議なことですが
頭の中に新しい回路が根付いてます。
「あれ?言葉が次々浮かぶ!」というびっくりな感じがするかもしれません。
文章力や表現力があがると、本を読むのも、勉強するのも活字にふれることが楽しくなります。
これがあなたが大きくなったときに、小論文や、会話術、果ては、
社会に出るときの履歴書にまで影響する強烈なツールになっていきます。