たったこれだけ!元大手予備校講師が教える読書感想文の書き方のコツ ー文豪の作品と書きやすさー
三島由紀夫
三島由紀夫・・・
世界のミシマさまでございます。
映画化された『春の雪』、こちらは『豊饒の海』4部作の中の一つです。輪廻転生を書いた大作で『春の雪』から始まって4部構成になってます。
何十年間もに話が流れる壮大なストーリーです。
三島由紀夫作品には身分階級の意識がよくでてきます。
文体はもうここで私が申し上げるまでもなく、美文とはこのこと!なんてビューティフルな日本語!
というのも最大の特徴と思います。
ただし、読書感想文では書きやすいか?というと、難しいものも多いですが。
読書感想文として書きやすい作品を選ぶならば
短編ですが、『真夏の死』などおすすめです。
恵まれた状態であっても、突然に悲劇が起こる、そのとき人間は?そのあとどう整理していくのか?など、考えさせられるものがあります。
『真夏の死』は以前入試問題にも使われたこともありますし、飽きずに読める三島由紀夫ファーストステップとして、良いと思います。
『鹿鳴館』『仮面の告白』『青の時代』『金閣寺』・・・など、
三島作品全部読みましたが、どれも期待を裏切らないすばらしさがありました。
美文!ストーリーどちらもさすが文豪という感じです。
自分の感性を刺激してくれる作品ばかりと思います。