たったこれだけ!元大手予備校講師が教える読書感想文の書き方のコツ 読書感想文の4つのタブー タブー①
【標語で覚えるこのタブー】
キミの文 それは 素敵な アマゾンレビュー
書き方の5つのコツの一つ目とダブるよ~と言わずに!
①最初から最後まであらすじや説明ばかり・・
確かにどんな本を読んだか、とてもよくわかる、しかも、その本を読んで感動したとか、素敵な本だったこともわかる・・・でも、これはダメ!
という、「あらすじ文」ですが、本当によくおちいってしまうので、
あらすじはほとんど書かないつもりで臨みましょう。
特に、書き出しからあらすじになるのはもっとも避けたいことです。いきなりあらすじがスタート!「ああ・・・出たかまた・・・」という気分で読み始めますから最初から、「どうせまた大した内容じゃないんだろうな~(-_-)」と読む側的には、かなり減点気分入っちゃうわけです。
これものすごく損でしょ!?
もしかしたら、最初の15行があらすじでも、そのあともうこれぞ最高!ブラボーな感想文内容があるのかもしれないのに!
そこに行く前に読み手の気分が落ちちゃったんじゃ、
せっかくのものも見落とされるかもしれません。
読む方からすれば、あらすじはどうでもよく、というか、「もうわかってるから!」と叫びたいくらいです!
説明も同じで、文中に必要な場合のみ入れる、それだけにしましょう。
どんな本なのか?あらすじは?説明は?は買う人だったら知りたいけれど、
読書感想文を読む先生側としては、「だ・か・ら!良い本だって、考えさせる本だって、わかってるから課題図書とか推薦図書になってるわけで!」とつっこみたくなってしまうもとです。
それに、
そもそも、説明とあらすじにオリジナリティーないですよね?
だってみんな知ってるんだもん。読んだ人は。
誰が書いたって似たり寄ったりになるわけです。
この似たり寄ったり・・・避けましょう!
ああ~また出た~と読み手の気分いきなり落ちます。
大事なのは、読み手をおお!っと思わせるのは、オリジナリティー。
あなたにしか書けない、その部分です。
読む側が知りたいのは、
・その本を読んで何を考えて、あなたが自分の何をふりかえってみたりしたのか。
・それをあなたが今後どう生かそうと思ったのか。
ということなんです。
とはいえ、みんな「正直、何も考えなかった・・・特に生かすこと?うーんわかんないし・・・」っていうのがほとんどと思います。
ならば!
何も考えなくても、考えてみよう!
ということで、感想文はたいがい、「感想なんか特にあんまりないよ~とりあえず読んだし」というネタがゼロから書くのも普通です。
ここで「だから書けないし!」ではなく、ネタを作るのです。
ネタはどうやって作るの?は読書感想文のコツへ